*きな粉の美容効果*
子どものころから大好きだったきな粉。
ワタシは、安倍川もちでよく食していました。
懐かしい…
昭和の思い出です。
さて、コーヒーに入れて飲む魔法の粉(笑)
最後はきな粉です。
きな粉は大豆を炒って粉にしたもので、大豆の栄養素をまるごと摂取できるため、「畑の肉」とも呼ばれるほど栄養価が高く、美容に嬉しい効果がたくさん期待できます。
1. 美肌効果(アンチエイジング・肌のハリ・潤い)
*大豆イソフラボン
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることから、「植物性エストロゲン」とも呼ばれます。コラーゲンの生成を促し、肌のシワやたるみを防ぎ、ハリと潤いを保つ効果が期待できます。また、抗酸化作用も持ち、細胞の老化を抑制することで、シミなどの肌トラブルの予防にもつながります。
*大豆たんぱく質
肌、髪、筋肉などの体の組織を作るもととなる重要な栄養素です。肌の潤いを保つセラミドの生成を増やす働きも期待できます。
*ビタミンE
強力な抗酸化作用を持ち、肌の老化の原因となる活性酸素から細胞を守ります。シミやシワの予防にも役立ち、肌の新陳代謝を活性化させる効果も期待できます。
*レシチン
細胞膜を構成する成分で、肌の細胞を健やかに保ち、潤いや弾力性を維持するのに役立ちます。
2. ヘアケア効果(育毛促進・美髪)
*たんぱく質:
髪の主成分であるケラチンを構成するたんぱく質を効率よく摂取できます。
大豆イソフラボン: 女性ホルモンに似た働きにより、頭皮の環境を整え、育毛を促進し、薄毛対策にもつながると言われています。
*ビタミンB群
髪の生え変わりを助け、頭皮や髪の健康を維持します。
*ビタミンE
抗酸化作用により、頭皮や頭髪の老化を抑える効果が期待できます。
リノール酸(必須脂肪酸): 髪を健康的にし、頭皮の血行を促進することで、生えてくる髪にツヤと潤いを保つ効果が期待できます。
3. ダイエット・体質改善効果
*大豆サポニン
中性脂肪の蓄積を防ぎ、肥満を予防する効果が期待できます。また、強力な抗酸化作用も持ちます。
*大豆ペプチド
基礎代謝を上げて体脂肪の燃焼を促進する働きがあります。
*食物繊維
不溶性食物繊維が豊富で、腸内で水分を吸って膨らみ、便通を促進して便秘解消に役立ちます。腸内環境が整うことで、肌荒れの改善にもつながります。
オリゴ糖: 腸内の善玉菌であるビフィズス菌の餌となり、腸内環境をさらに良好に保ちます。
4. その他の美容・健康効果
*女性ホルモンバランスのサポート
大豆イソフラボンは、女性ホルモンの分泌が減少する更年期以降の女性の体調の変化を和らげる効果も期待できます。
*デトックス効果
食物繊維が老廃物の排出を助け、体の中からキレイになる効果が期待できます。
きな粉は、ヨーグルトに混ぜたり、牛乳や豆乳に溶かしたり、お餅にかけるなど、様々な方法で手軽に摂取できるのも魅力です。
ただし、栄養価が高いからといって過剰摂取はせず、適量を継続的に摂ることが大切です。
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